さよならそしてありがとうマイケル
■マイケルとプリンス
マイケルが逝ってしまいましたね。プリンスとはなにかと比較されて、健全なマイクルに対してダーティなプリンスというイメージでしたが、実際はプリンスの底なしの創作欲と楽しそうに音楽する姿とは対照的にマイケルはたえず「危うい」感じでした。最初からダーティを許容していることで軽やかなプリンスと、健全であることを求められすぎた故の不健全なマイケル。ともにアメリカのある一部分を背負っている感じがしますが、マイケルは小さなころからスターであった故にその健全さの虚構を自らベタに背負ってしまったんでしょうね。
また天使がまだ逝ってしまいました。でもなにかちょっとホッとして感じもあります。最近のマイケルは可哀想すぎました。「オフ・ザ・ウォール」(ASIN:B00273D3YS)が一番好きです。
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神々の競演!?
■TBS、視聴率ピンチ 1ケタ続出、大幅改編が裏目に…
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/090425/med0904250817000-n1.htm
最近、TBSを見ると気持ちが悪いですね。いつも馴染みの番組が、曜日がうつって違う時間帯にやっているのはなんともはや、気持ちが悪いものです。テレビってそんな集中して見るものではなくなりましたが、それでいてなんとなくその曜日のその時間につけているもので、習慣になって安心を与えてるんでしょうね。視聴者を無視して番組を私物化して勝手に切ったはったしても誰もついてこないでしょう。習慣化するのは時間がかかるし一つの信頼関係なんでしょう。規律訓練なめんなよ!
■[新訳]大転換 カール・ポラニー
カール・ポランニーの「大転換」がビジネスコーナーに山積みされててびっくりした。ちょっと前まで売ってなくて探してたのになんとか不思議な感じ。新訳でスティグリッツのまえがきまでついてる。この世界不況の経済危機本インフレの波にのったわけですね。でも名作がたくさん読まれることはとても良いですことですね。
- 作者: カール・ポラニー,野口建彦,栖原学
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: 単行本
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