なぜ2020年オリンピック東京開催は盛り上がっているのか

pikarrr2013-09-09

前回のときのシラケムードはどこへ


オリンピックが東京開催に決定してよかったですね。前回のときのシラケムードはどこへやら、今回は盛り上がっています。この差はなんなんでしょう。やはり震災なんでしょうね。津波原発事故という国難でやはり日本は激変したよね。

震災前の日本はすでに長い不況でしたが、どこかふわふわしてました。ニート、引きこもり、2ちゃねらー、がんばったら負けと、非社会的な若者フリーライダーが認められていた。個人の自由といっても、積極的な自由ではなく、消極的な自由、すなわち干渉されない自由が重視されていました。だから国家とかどうでもいい。

どこか完成されたセカイにいるつもりだったんでしょうね。だからあとは個人の趣味に生きる。デフレ歓迎。経済が悪くてもそんなことは大企業の心配事で、バイトで生きるボクたちにはものが安ければそれでよい。




震災前のふわふわしたセカイ


なにかしばらく日本経済は落ち込んでいました。ボクはやはり中国、韓国という安い労働力の台頭で、日本人の雇用が減ったことが活力減に繋がったと思います。中国、韓国経済の躍進は日本にも多くの良いことを生みました。安い商品が日本に入ってきた。新たな市場を生み、日本企業を活性化した。

でもまた日本をふわふわしたセカイにしたのも確かです。やはり日本人は仕事好きです。仕事によりアイデンティティーを見いだす民族です。

民主党政権はまさにふわふわしたセカイに媚びて生まれました。ふわふわ生きられるように社会保障費をばらまきますよ、と。すぐにそんな甘い話はないことは暴露されましたが、国民に媚びつづけることでただただ生きながらえましたが、さすがに震災という真の国難がくると無能さが爆発しました。




セカイはなんと脆いのか


震災はそんな浮かれ気分の横っ面をしばきました。セカイはなんと脆いのか。ひとりで生きるということがなんと危ういのか。社会はみんなの少しずつの努力で支えられている。アベノミクスは単に自民党のマクロ経済政策の成功だけではなく、このような日本人の変化をとらえました。

ボクも以前はオリンピックなんて、途上国が浮かれる行事でいまさら日本でやることかと、シラケていましたが、今回はほんとに嬉しいです。7年後にむけて、国民が一丸となって頑張っていくのです。まだまだボクたちは頑張らないといけないのです。まだまたやるべきことはあるのです。まだまだ発展できるのです。




どんな未来を描こうか


震災は一つのスイッチとして働いたと思います。まだまたやらなければ、やれる。東京オリンピックはちょうどよい目標になると思います。世界に日本を見せる。それは新たな未来像です。国民が未来を世界に発信する。そのために可能性がためされ、経済も活性化する。

とはいっても7年は短い。すぐ先です。はてさてなにをやりましょうか。どんな未来を描くが、みんなで考えましょう。やっぱりポイントはエネルギーなのかなあ。エコ、再生可能エネルギーなのかな。なんかそれももう古いんだよ。どんな未来を描く?
*1