2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
risuga コメントでのやりとりも大変面白く読ませて頂きました。仰る通り「オタク系→恥ずかしい」「純愛系→恥ずかしくない」の差は社会規範によるものでしょうし、長谷部悠作さんのご指摘にある「表面的露骨さ」も作用しているのでしょうね。となると「オタク…
■最近の若者は「生真面目」? ①空気を読む努力しますか?空気に従うよう努力しますか? どっきりで芸能人に突然知らない業界人が「ひさしぶり」とはなしかけてくるとその芸能人はどうする、というのがありました。芸能人は疑いながらも話をあわせようとしま…
pikarrr マルセル・デュシャン「泉」はパロディ(アイロニー)です。これはとてもポストモダン的な傾向で、ボクは「拡散」と呼びます。ボクが「ボクはこのような現代のイベント化傾向の中でも、マンガ、アニメなどはいまだにきちんと物語ることでリアリティ…
kagami 「 オタクであることはなぜ恥ずかしいのか」http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20060524の構造分析についてはその通りだと思いますが、オタクアニメの本質的なものがセカイ系というのは、作品ごとのケースバイケースではないでしょうか。確かにセカイ系…
なぜ「オタク」は恥ずかしのか 「涼宮ハルヒの憂鬱」がなにげに人気です。ストーリーテーラー役のキョンはいつも被害者で、いつも正常(正しい)です。それは、責任はいつも外部にあるという責任回避的立場です。それでいて、ハルヒに繋がることでセカイの中…
男性の「彼女依存」 TVでスポーツコーチ言っていましたが、昔は女性スポーツ選手は男性ができると競技に身が入らなくなるのでつきあいを禁止されたが、最近の女性は練習の糧になるぐらいで、むしろ男性の方が女々しいというようなことを言っていました。昔は…
「宮台的な危惧」 人には根元的に自己承認への渇望があり、神などの様々な「幻想」を現実(リアリティ)として満たそうとしてきた。現代は強力な「幻想」を支えるコンテクストが維持されにくく、コンテクストを破壊、再創造し続けることで、幻想を新陳代謝さ…
■「生き甲斐競争の自由化」と「経済競争の自由化」 リーマン◆N.J4yHzilE 「なぜ「空気を乗りこなせ!(コンテクストサーフィン)」なのか」*1読みました。ぴかぁ〜さんが以前言われていたとおり、「笑い」とは真に「恐怖」であるものにアイロニカルな立場を…
アウラ論とエクリチュール論 かつて芸術作品にはアウラ(神性)が宿ると信じられていた。芸術作品は神のための書かれ、現代のように美術館で人々に公開されることも、ましてやコピーされて流通することもなく、「隠され」、その唯一性としてのアウラが保たれ…
音楽の気持ちよさ 音楽を語るときに、①音楽という音群が人の生理に与える影響。気持ちよさなどと①音楽は文化であり時代性があるということがあります。時代に影響されない音楽の気持ちよさ、逆に言えば生理的な気持ちよさの追求として音楽が継続されていく、…
占いは当たるのか、当たらないのか 占いには根元的なニーズがあるように思います。好きな人は頼ればよいし、頼りたいときもあるだろうし、現に多くの人が占いが好きで楽しんでいる。それだけでなく、歴代のアメリカ大統領や、経営者と呼ばれる人の多くなども…
*1「下流」という経済競争抑圧 「自由を制限され、格差社会の下流にいて何で怒んないの?社会を斜めに見る反逆精神が若者の特権じゃないの?」と学生運動の元闘士が言うときに、*2、問題なのはそこに「体制」が働いているからでしょう。格差そのものが問題で…
「唯物世界内部」の完結性 唯物論の限界には、1)唯物世界内部の不完全性と2)唯物世界外部の可能性の以下の七つが考えられる。 1)唯物世界内部の不完全性 ①不完全性定理・・・科学にはこの世界を記述できない。 ②不確実性定理・・・ry) ③量子力学・・・…