2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜ環境問題は現代最大の神話なのか

なぜ燃料電池車を開発するのか たとえば燃料電池車が将来普及すると思っている技術者は少ないのではないでしょう。なぜか。とても簡単なことです。めちゃくちゃ高いのです。ガソリン車のシステムは簡単です。基本、ガソリンを燃やすだけです。しかし燃料電池…

なぜ情報化社会にマルクスの亡霊が回帰するのか

マルクスの亡霊がうろついている マルクスの唯物史観にある、生産、交通様式が上部構造を規定するという考えはある種の説得力をもつだろう。特にマルクスの時代の機械論が隆起した高揚の時代にはそうだった。しかしその後、違和感をもつことになるのは、生産…

なぜ「萌え〜」といえば高速に愛を手に入れることができるのか?

「私はあなたに萌えています」 好意のある人に「私はあなたを愛しています」ということに対して、「私はあなたに萌えています」というとどうだろうか。この違和感はなんだろうか。ここに「愛の関係」と「消費の関係」の違いがある。萌えのフェティシズムとは…

なぜ消費は減算で愛は加算なのか

「怒りオヤジ3」 それぞれ問題を抱えつつも、一人では脱却できずに、世間からは「ダメ人間」の烙印を押された者たち。そんな彼らに芸能人が愛のお説教をし、広く日本の世直しをする!史上初の一般応募型叱られバラエティ『怒りオヤジ3(さん)』。彼氏が4人…

なぜ「恋愛格差」は幻想なのか

「恋愛」という幸福な時代の発明品 「恋愛資本主義」ということばが流行っていますが、「恋愛」とは資本主義によって可能になった最近の発明品です。簡単にいえば、日本において「(核)家族」はサラリーマンが全盛の高度成長期のときに生まれ、また「恋愛」…

なぜ環境回帰には市民レベルの協力が重要なのか

環境対策としての規律訓練型/環境管理型 レッシグ風に考えれば、この軽犯罪を減らすには四つの方法がある。法的規制・・・社会的規範による規制・・・この両者は規律訓練を前提としている。法や規範を教育し、内面化させる制度が機能しなければ、この規制は…

なぜもはや「動物化」だけでは生きられないのか 2  「動物化」をめぐって その3

予測可能性向上の閉塞 たとえば近代以前は、<環境>の影響が巨大だった。自然災害の猛威であるとともに、天の恵みのように豊かさも<環境>という巨大な力として作用されていた。このような時代では、とても一人では生きてはいけないので、集団性という助け…

なぜもはや「動物化」だけでは生きられないのか 1  「動物化」をめぐって その3

環境問題と「資本−ネーション−国家」 たとえば環境問題を考えると、「資本重視の対策」とは、日本が進めるような技術革新である。環境の優しい製品を販売し、資本は活発化し、環境問題も解決される。これが資本中心の対策である。しかしこのような対策がうま…

動物化したら何が困るのか 「動物化」をめぐって その2

考える名無しさん 動物化したら何が困るのか教えてください。 考える名無しさん 動物化はできるできないじゃなくて、人間工学が進んだ結果避けられないもの 考える名無しさん 「東京から考える」(ISBN:4140910747)の北田のような態度は確かに必要かも知れ…

なぜネットはリバタリアン化するのか 池田信夫「ウェブは資本主義を越えていく」

なぜウェブは資本主義を越えていくのか 池田信夫「ウェブは資本主義を越えていく」(ISBN:4822245969)を読んだ。本書では、この野心的な題名の意味はなにかを経済学的に説明している。 資本主義社会の前提は、資本が稀少で労働は過剰だということだ。工場を…

「動物化」とはなんだったのか? 「動物化」をめぐって その1

コジェーブ的動物化とデリダ的動物化 動物化を二つに分けて考えましょう。 コジェーブ的動物化コジェーブはハイデガーの現存在を繋ぎつつ、ヘーゲルの人間/動物の形而上学的二項対立から人間を考えます。そしてコジェーブは消費文化に埋没するアメリカ人を…

なぜ結婚して9割の女性が「幸せになった」のか ナイーブな純情の時代

ナイーブな純情派の時代 セックスのオナニー化(アーキテクチャー化)の時代では、自慰だろうが、風俗だろうが、恋人とのセックスだろうが、身体的な快感に一元化されていく。オタク、中年童貞はこの流れに逆らおうとするナイーブな純愛派なんだろう。しかし…