2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「マクロコンテクストの誕生」がマイブームです

なにかと忙しい今日この頃。久しぶりに大量にエントリーを投稿しました。最近は「マクロコンテクストの誕生」がマイブームです。関連本を購入してあいまにコツコツと読んでます。この当たり日本ではマイナーなんですね。たとえば社会学の祖の一人とも言われ…

東浩紀は楽観主義的右派のニュースターになれるか

「誇り高き下流」の登場 「ネットがあれば政治家いらない」 東浩紀「SNS直接民主制」提案 http://www.j-cast.com/2009/10/24052476.html インターネットというテクノロジーは10万人規模の直接民主制を可能にする。基礎自治体(市町村)のいくつかはミクシィ…

マクロコンテクストの創造

啓蒙思想からマクロコンテクストへ 18、19世紀の双方において、数学的確率論は社会についての真の科学たらんとする希望と固く結びついていた。とはいえ、コンドルセーの「社会数学」とケトレーの「社会物理学」とでは、数学的確率と社会科学の双方にかん…

スラム街復活論 正しい貧困生活のススメ

日本なに様? 民主党にかわって、経済発展よりも福祉政策が重視されている。それは確かに美しい。そしてなんといってもマスコミが大好きだ。マスコミは本質的に左派(リベラル)なので、民主党の成功はまさにマスコミの勝利と言っていいだろう。自民を叩き、…

いかに理性は数量化されたのか

啓蒙思想の残存 啓蒙思想はあらゆる人間が共通の理性をもっていると措定し、世界に何らかの根本法則があり、それは理性によって認知可能であるとする考え方である。方法論としては17世紀以来の自然科学的方法を重視した。理性による認識がそのまま科学的研究…

1÷0=生きる意味とはなにか

1÷0=生きる意味とはなにか 生きる意味とはなにか。これは「1÷0=」に似ているのではないだろうか。数学において、0で割ることはできない。これはルールである。1÷0は、1個のケーキを0個に分割するということではない。1個のケーキを0個に分割す…

マクロコンテクストの誕生(仮)

統計学という思想体験 ボクは以前、統計を集中的に学ぶ機会があったが、いまもボクの思考を左右するほどの強烈な思想体験だった。簡単にいってしまえばこの世界は統計でできているということだ。いかなる現象も統計的にみれば必然なのである、と考えさせられ…