2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

人類はなぜのんびり生きることができないのだろうか

経済調整の難しさ 人が生存するために最小限必要なこと、衣食住のために行われる労働は、近年の効率化によってわずかな労力しか必要としなくなったし、わずかな労働であとはのんびり過ごすことはできないのだろうか。たしかにいまの科学技術なら、最小限必要…

なぜ映画はおもしろくないのか

映画は「重い」 たとえば映画において、興行収入ラングは大きな意味を持ちます。多くの人は映画を見るときに、興行収入、あるいはDVDランキングを重視しています。たとえば書籍の場合はどうでしょうか。人々が本を買うときに、売上げランキングをそれほど重…

なぜコミュニティは必要なのか その1

仕事のおもしろさと企業コミュニティ やはり仕事はおもしろいですね。仕事のおもしろさは強制力にあるのではないでしょうか。決して分かり合えない他者とのコミュニケーションにおいて、仕事という目的において働く強制力であり、分かりあったフリをしなけれ…

なぜ新書ブームなのか 認知限界社会

マスメディアの中で継続的に続く「大きな物語」 最近、コント番組というものがなくなりましたね。バラエティー番組というハプニングを売り物にする、ライブ感を大切にする番組花盛りです。それは、「あいのり」のようなライブバラエティーに繋がっています。…

ダリというフロイトとマルクスの交錯点

「私はダリでしょう?」 ダリ展(http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/315.html)にいってきました。シュルレアリスムはフロイトから大きく影響を受けたと言われるように無意識的です。ダリの絵は一見、抽象的な絵なのですが、感性的というよりも思考…