2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
日本のネット空間の2ちゃんねる化 日本のネット上のコミュニケーション空間に独特なコンテクストがある。特に「2ちゃんねる」に特徴であるが、実社会への皮肉、若者世代論、オタク、ネットリバタリアンなど傾向が強く、「実生活」のコミュニケーション空間…
2011/01/12(水) 「夜戦と永遠 フーコー・ラカン・ルジャンドル」佐々木 中(ISBN:4753102661)を読み始めました。まだラカンの章ですが、なかなか面白いですね。ラカンはいい加減なんだ、という入りは良いですね。大いに賛成です。だからラカンなんかどうし…
島国日本にはたえず閉じた閉塞感がある。だから外来からの文化に飛び付きやすい。そのときに文化的侵略への恐怖がなくのんきだ。こののんきさは日本が単に島国だけではなく、中国と朝鮮という二重の防波堤に守られてきた歴史による。中国より向こうの侵略は…
AKB48のグループへの忠誠心 根がミーハーなので、最近AKB48をYouTubeで動画見て楽しんでいる。今月はじまった「さしこのくせに」。AKBなのにいじられキャラっておもしろいぜ。 AKB48はこれだけの人数がいて、メンバー自体も誰が誰かわからないだろう。…
「社会の秩序はいかに可能か」 哲学の問いに「社会の秩序はいかに可能か」というものがあります。ある規則が正しいとすると、その規則の正しさはなにによって証明されるのか。それが証明されても、ではその規則の正しさを証明した規則の正しさはなにによって…
1 佐々木中「切りとれ、あの祈る手を」概要 1)「革命とは暴力ではなく、文学である」 2)「「テクスト」は「文書」であることを必要としない」 3)データベース化できる世界からの革命 2 ポストモダンニストへの反論 4)東浩紀界隈の動揺 5)マルク…
「革命とは暴力ではなく、文学である」 佐々木中「切りとれ、あの祈る手を---〈本〉と〈革命〉をめぐる五つの夜話」(ISBN:4309245293)が好評である。ボクの近所の大型店でも、最初は哲学コーナーにあったが、最近店頭の話題本のコーナーでも置かれるようにな…