2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧
1 なぜ「ヘタレ化するポストモダンなのか?」 2 動物化とヘタレ化のメビウスの輪 3 ヘタレマップ 4 ヘタレサイクル 5 「もはや事件に会議室も、現場もないんだ!」 6 無垢欠乏の時代 7 ヘタレたち 8 ヘタレたち2 9 ヘタレはネットで覚醒する 10 …
1 なぜ「ヘタレ化するポストモダンなのか?」 2 動物化とヘタレ化のメビウスの輪 3 ヘタレマップ 4 ヘタレサイクル 5 「もはや事件に会議室も、現場もないんだ!」 6 無垢欠乏の時代 7 ヘタレたち 8 ヘタレたち2 9 ヘタレはネットで覚醒する 10 …
■「倫理的な開かれ」 内部とはまず内部とはなにか。大きくは社会(象徴界)です。社会とはなにか?デイビットソンの「信頼」、ラカンの象徴界について、次のように言いました。「言語コミュニケーションが成り立つのは、シニフィアンに対する確実なシニフィ…
「続なぜ「ネオ自然主義」なのか <無垢への欲望 その4> http://d.hatena.ne.jp/pikarrr/20051126」を受けての議論です。 ■理想主義的 長谷部悠作 相変わらず見事な考察に舌を巻きました。ここまでくると僕のような頭の悪い人間に正確な理解と応答は出来な…
ネオ自然主義 ①形而上学的思考・・・「真の」、「本当の」など超越的な起源と受け入れる思考②ポストモダン的思考・・・形而上学的思考(「真の」、「本当の」など超越的な起源)を疑い、差異を思考する。 ③ネオ形而上学的思考・・・これがボクが思考しようと…
形而上学/ポストモダン/ネオ形而上学 コメントと「芸術の本懐とは何か」を読ませていただきました。 要は芸術というのは「真の」とか「本当の」とかそういう幻想を諦めねばならないということになる。「大衆性」というのは、その向こう側へやすやすと越え…
「孤独な箱」の中の私 ボクは「コミュニケーションは必ず失敗する」といいました。ヴィトゲンシュタインの「語り得ぬもの」として示されるように、言語は不完全なコミュニケーション手段であり、またある人がいった言葉の(本当の)意味を、完全に人に伝える…
なぜ「無垢」を求めるのか まずはじめに人は根本的に欠けた存在なので、完全な充足を求めているということです。そのために「無垢」を欲望します。なぜ「無垢」を求めるのかというと、それが処女地(フロンティア)だからです。そこに一番に乗り込む、征服す…
ヘタレは遊ぶ 祭りの楽しさは非日常性であり、反復からの逸脱である。そこに現れる差異(無垢)を消費するのである。しかしこの無垢は管理されたものでなければならない。自らに降りかかる偶然の災害などのように本当の無垢では祭りにならない。だから2ちゃ…
「ゲーム脳」の影響はここまで来た! 女たちはなぜパンツを見せるのか男性にとってはうれしいような、目のやり場に困るような女性の過剰露出ファッションが流行りだして久しい。「見せブラ」などは当たり前。最近、目に付くようになったのは、たとえばかがみ…
ヘタレ化にはまっている今日この頃です。それはいままでの思考が「ヘタレ化」に集約するからです。今までの主なテーマ「神話なき神話の時代」、「2ちゃんねるはポストモダンを越えていく」、「まなざしの快楽」、「溢るる汚物」、「無垢への欲望」などなど*…
「マトリックス」と「電車男」の相似 映画「マトリックス」は、ヘタレの悲哀を描きました。動物化し、豊かさの中で日々楽しく生きるマトリックス世界で、本当の意味を求めて(ヘタレて)落ちた「現実の砂漠」。この構図が、世の隠れヘタレに共感を呼びました…
「遊び」という「小さな不自由」 欲望とは、不自由への欲望である。その不自由がテクノロジーにより消失している。あるいはデーターベースによって、利便化されている。僕たちが直面しているのは、不自由が消失する不自由である。満足を享受しながら、不自由…
繋がり系ヘタレ 2ちゃんねらー かつてのような反体制運動へ向かう「大きな物語」もなく、「小さな物語」の世界で「動物」としてまたーり暮らしていくはずだった。しかしめまぐるしい価値の転倒は、「安心という反復」へ引きこもらせ、小さな檻の中で無垢が…
無垢(フロンティア)欠乏の時代 簡単にいえば、現代は「無垢(フロンティア)欠乏の時代」といえるだろう。「大きなこと」はやり尽くされ整備され、泥にまみれず歩けてしまう。無垢の欠乏は僕らに耐久的な強度を強いる。簡単にいえば、動物園の動物的な「強…
「もはや事件に会議室とか、現場とかないんだ!」 「踊る大捜査線」で、「事件は会議室で起きているんじゃない。現場で起きているんだ!」というとき、それはプロフェッショナルな宣言である。そしてここには会議室(エリート)/現場(プロフェッショナル)…
「プロフェッショナル」という倫理 ボクは倫理のテーゼとして「「健全」な無垢の欲望に「健全」な精神は宿る」と示しました。 彼らに無垢が欠乏しているのは、わかる。しかし無垢は「健全に」消費しなければならない。そして無垢の健全な消費は無垢を消費す…
■無垢飽和の時代=無垢飢餓の時代 考える名無しさん 無垢とはぴかぁ〜の大好きな単語である。 ぴかぁ〜 欲望とは無垢への欲望である。人々は動物的快感だけでは、生きてはいけない。無垢を食べないと、狂ってしまうのだ。社会は無垢が動かしているのだ。現代…
コピラ族 ブロガーで、対象をカデゴライズし、名付け、流行らそうとするの人たちがいる。これは、2ちゃんの「祭り」と同じで反響を楽しみ、繋がりを確認する行為だろう。こういう人たちを「ブログコピーライター族」、略して「コピラ族」と名付けた。そうで…
■社会的コンテクスト VS 個人的コンテクスト 考える名無しさん もう嫌です。自分の生活は自分の自由にはならない。ぴかぁ〜さんの言うとおり、親に食わせていただいて、親のスネを齧る羞恥に俺はまみれている。自分で食うとするなら、俺はその仕事に束縛され…
■高速化するヘタレ ぴかぁ〜 「極プチクリ」と「プチクリ」の差は「速度」の差です。 考える名無しさん 純粋漫画オタクは絵がかけないから「極プチクリ」とすると、「プチクリ」は絵がかけるワケだからその差は大きいし、「速度」の問題じゃない。熟練の問題…
「極プチクリ」 昨日の『爆笑問題のススメ』は、岡田斗司夫さんの「プチクリのススメ」でした。プチクリとは「プチクリエイター」のことで、簡単に言えば、プロを志向しないクリエイターのことでしょうか。たとえば、野球が好きだとする。ここで、「プロ野球…