なぜBABYMETALは西洋で一瞬で売れたのか

BABYMETAL、ロンドン降臨で現地ファン熱狂
http://natalie.mu/music/news/120722



BABYMETAL、ヨーロッパツアー初日パリ公演で大盛況の幕開け
http://topics.jp.msn.com/entertainment/music/article.aspx?articleid=4970363



BABYMETAL、ガガ様のアメリカ公演オープニングアクトに大抜擢! LAワンマンも決定!
http://www.qetic.jp/music/babymetal-140617/114365/




BABYMETALというコンセプトはとても良くできてる。ロリとメタルというミスマッチのコンセプトが面白い。面白いことに、ロリもメタルも様式化された退廃的な文化という共通点があり、組み合わせてみると相性がよい。

なんといっても、ともに、西洋文化でありながら、西洋からはでてきにくい。なぜなら現在、西洋ではロリに関する倫理がきびしいからだ。日本にはオタクというロリ文化が発達して、クールジャパンのメインになっている。きゃりぱみゅもアニメもロリを基本にしている。西洋では禁止されていた故に、輸入しやすい。彼女たちがまだ十代というのは、西洋でよく倫理団体に叩かれないなと思う。それぐらいに西洋には衝撃があるだろう。ベイビーメタルに一瞬で火がついたのは、このような背景があるとともに西洋ではメタルオタク文化が脈々とあるためだ。

それとともに彼女たちのパフォーマンスが素晴らしい。メタルとかしらないのも関わらず、日本のアイドル文化の成熟が小さい頃からのパフォーマンスを育て、順応させたのだろう。

クールジャパンとしてのすごくよいコンセプトであり、まだまだ人気がでるだろう。もしかすると日本発の一番売れたバンドになる可能性が高い。西洋では抵抗があるアイドルを見事に売り込んだ。はたしてこれをもとに西洋に日本の「萌え」は伝わるのか。