なぜ日本の女性は媚びるのか

pikarrr2013-01-24

日本の「インフラ」のすばらしさ


出張で数日韓国に行ってきた。ソウル近辺だけだけど、日本とほとんど変わらない。ただ看板がハングルというだけ。外国に行くとその国の臭いがあって、無臭の日本人には鼻につく。中国は甘い香水?の臭い。日用品全般についてるから人からも臭う。東南アジアはパクチー臭?韓国は無臭なのがよい。町も人も小綺麗だし、本当に日本のどこかみたいだ。

それでも日本はすごいんだなと思う。コーヒーショップの紙コップの紙は分厚い。持った瞬間にあれっと思った。ティッシュを半分に裂こうとしてもきれいに裂けない。日本だと安物でもさ〜と避けるよね。こういう小さな品質、気遣いの差がある。すべての製品でこのような小さな違いがあることで、見た目は変わらなくても、ベースの快適さ、清潔さが変わってくる。ボクはこういうのを広い意味での日本の「インフラ」と呼ぶ。そしてiPhoneにしろ部品の多くで日本製が使われていることで世界の快適さも支えている。




日本の若い女性は男性の目を絶えず意識している


それと、あんまり韓国でかわいいと思う女の子みなかったな。日本の女子の方がかわいい。ひとつは化粧など美しくなる技術レベルが発展してる。なんだかんだいってもまだ日本人の方が全般におしゃれ。ここにも化粧品などの小さな「インフラ」があるんだろう。といいつつ、かわいいと言うのは流行、すなわちコンテクストだから日本人がかわいいと思う流行りと韓国人のかわいいの流行りは違う。あくまで日本人のボクの感想ということもある。

それと海外から帰ると毎回思うのは、日本の若い女性は男性の目を絶えず意識している。どこか男性に媚びてるなと気づく。海外にいくと女性かクールに感じる。あまり目が合うことがなく、素でさらっとしている。たぶんこちらの方が普通なんだと思う。海外から日本に帰ると、女性が妙にに回りを意識してる気がする。普段生活している分にはまったく意識しないんだけと、海外にいくと女性ってこんなに「普通」だったかと驚く。




中国女性の無表情


いままでで一番感じたのは中国の田舎にいったときだ。電車にのるときに、ドアの前で鉄道会社の若い女性社員が切符のチェックをしていた。その女性は日本なら男性が着るような鉄道員の制服を着て、化粧っけがなく、それでもすごく美人だった。その仕事ぶりは機械的で、表情をまったく変えることがなく、なんて無愛想なんだと思った。

これが日本でも男性だったら普通だろう。しかし女性、さらに若い女性なら多少の愛想があってもいいと思う。たいした愛想でなくても柔らかい表情ぐらいでも。しかしその若い女性は不機嫌とかではなく、能面のような無表情だった。よく考えたら日本でこんな若い女性の表情はみたことないかも。

中国は共産主義なので男女関係なく仕事をする。さらに共産主義だから愛想して利益をあげる必要もない。ただ彼女は真面目に仕事をこなしていただけなのだろう。中国も市場経済が進んで都会では変わってきていると思うが。




世界では「美しい」女性が理想だが日本では「かわいい」女性が理想


少女時代やKARAなど韓国の女性アイドルは、韓国ではクールのイメージで売っているが、日本用にはかわいさを取り入れているらしい。韓国では「美しい」女性が理想で、日本では「かわいい」女性が理想という傾向があるようだ。しかし世界スタンダードでいけば、「美しい」女性が理想だろう。これほど女性に「かわいい」を求めるのは日本文化の特徴だといえる。その先にオタク文化がある。オタク文化もクールジャパンなどと言われて世界で受け入れられているようであるが世界ではマイノリティなんだろう。

日本はそもそもが気遣いの国で男女関係なく対面関係を重視する。さらに女性は愛想、可愛いげがあって当たり前と考えられている。このような男尊女卑が儒教文化の強い影響なら韓国もそうだろうが、日本ほどではない。日本が先進国の中でも飛び抜けて女性の社会進出率が低いこともこのような女性像に深く関係するんだろう。

*1