総論

欲望論パースペクティブ

1 「生と死」の断絶と解体と救済*1 「力としての生」と「知としての死」生と死において重要なことは「個」ということだ。たとえば、僕たちの内部では今も多くの細胞が「死んでいる」。しかしそれこそが僕たちの「生」を支えている。ここでは、「細胞」を「…

自然主義的パースペクティブ(草稿) その2

3 生命理性 個体性と集団性の秩序性生命の一次元的方向性は、生きることと増殖することだといった。ここにはある種のバラドクスが存在する。それは、だれにとっての方向性なのかということである。種全体か、集団か、血族か、個体か?これらの視点により個…

自然主義的パースペクティブ(草稿) その1

1 心の進化 意識力意識を集中する、集中力と言う言葉があります。意識とは強弱ではないかと考えています。実際、人は「意識を集中する」ようなことができます。目の前にあるおいている何気ないりんご、これに意識を集中することができます。そうすると、単…

記号コミュニケーション史(構想)

本内容は「存在論的、郵便的」東浩紀のデリダ解釈に多くをおっている。 記号コミュニケーション史 だから私が私であるためには、世界とコミュニケーションしつづけ、「私」という「言語認識上の破れ」を埋めつづけるしか道はないのであろう。そして現にそう…

コミュニケーション自己構築論

「私とはなにか?」 「私とはなにか?」それは人はどのように「私」を「発見」したかという事につながる。言語獲得前、認識とは現前する存在を内的に心象に現すことであり、曖昧であったのではないだろうか。そして言語獲得することによって、存在をより構造…

哲学とはなにか。「ポピュラリティー」という選択圧

哲学における創造性と知のアナーキズム 哲学と科学における創造性について考えてみよう。科学において創造的なある考えを提案したとする。そのとき求められるのはその考えに対する科学的事実、検証である。そして科学的事実が提示されると、それは他者により…